上映作品


Olle Eksell in Motion - オーレ・エクセル短編上映 -
オーレ・エクセル イン・モーション
■ 原題:Olle Eksell in Motion
スウェーデンを代表するグラフィックデザイナー、オーレ・エクセルのショートアニメーションのシリーズ「オーレ・エクセル イン・モーション」の中から、1作品を本編の前に上映します。全13作品のうち、どれが上映されるかはお楽しみ。
5分ほどの作品ですが、どうぞオーレ・エクセルの世界をお楽しみ下さい。
作品紹介
オーレ・エクセルが1930年代から描き続けて来た様々なイラストの世界を、新進グラフィックアニメーターであり、映像監督のMax Weintraub(マックス・ワイントラウブ)がアニメーション化。楽曲はピアニスト・作曲家の木原健太郎が、自身のバンドVery Merry Orchestra(ベリーメリーオーケストラ)と共に、1940年代から50年代のジャズを彷彿させる音楽を書き下ろしています。
オーレ・エクセル (Olle Eksell)
オーレ・エクセル (1918-2007)は、近代〜現代スウェーデンデザインの流れの中にあって、一時代を築き上げた偉大なグラフィックデザイナーのひとりです。企業ロゴのデザインや商品のパッケージデザイン、絵本の挿絵や数多くの本の装丁を手掛ける他、新聞のコラムを担当する等、グラフィックデザイナーとしてだけでなく、イラストレーター、文筆家、コピーライターとしても活躍しました。
チョコレート会社マゼッティのロゴ「ココアアイズ」で世界的に一躍有名になり、亀倉雄策氏が出版した「世界のトレードマークとシンボル」では、「ココアアイズ」はその最初のページに掲載されています。
当時から「優れたデザインは経済効果をもたらす」という信念を訴え続け、デザイン王国スウェーデンの美術学校のテキストとしても使用されている「デザイン=エコノミー」を出版。彼のDNAは現在のスウェーデンデザイナーの根底に脈々と受け継がれています。