上映作品

ノルウェー映画の新しい風 NEW TREND IN NORWAY

チャイルドコール 呼声

 
(ジャパンプレミア)

 

■原題:Babycall/英題:The Monitor
■監督:ポール・シュレットアウネ (Pål Sletaune)
■制作:Turid Øversveen
■出演:Noomi Rapace/Kristoffer Joner/Vetle Qvenild Werring
■2011年 ノルウェー/ドイツ/スウェーデン■96min■字幕:日本語
■言語:ノルウェー語/スウェーデン語/英語 (Norwegian,Swedish,English) ■提供:キングレコード

    2012年ノルウェーアカデミー(アマンダ)賞、、主演女優賞、脚本賞ほか、4冠

    2月9日(土)16:30〜

ポール・シュレットアウネ トークショー


ストーリー

夫の暴力から逃れ、児童福祉サービスの計らいで8歳の息子アンデシュと隠れ暮らし始めたアナ。息子を守りたい一心で手にいれたチャイルドコールから、ある日悲痛な叫び声が聞こえてくる。必死で助けを求めるその声はアナの妄想の世界からの声なのか、はたまた現実の叫びなのか。電器店で親しくなった男ヘルゲの母子関係とも絡み合い、物語は予想を越えた展開を見せてゆく…。


作品紹介

1997年カンヌ映画祭批評家週間・最優秀賞、第10回東京国際映画祭で東京シルバー賞(ヤングシネマ部門)を受賞した『ジャンク・メール』以来久しく日本国内での公開作品がなかったポール・シュレットアウネ監督だが、TNLF2012の劇場公開タイトル『隣人 ネクストドア』に引き続き、今回最新作を上映。
妄想と現実の境界線が揺らぐ彼独自の創作世界が、エンターテインメント性が加わることにより、さらにパワーアップしている。日本で公開される北欧作品とは一線を画すシュレットアウネの心理迷宮ミステリー。
主演は『ミレニアム』シリーズで鮮烈な世界デビューを果たしたノオミ・ラパス。
『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』『プロメテウス』に続きブライアン・デ・パルマの『PASSION』(原題)の公開も切望される。 (大竹)