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『チャイルドコール 呼声』ジャパンプレミア上映記念 ポール・シュレットアウネ監督トークショー

ポール・シュレットアウネ監督トークショーのご案内

TNLF2012の『ネクスト・ドア/隣人』に引き続いてのシュレットアウネ監督作品
『チャイルドコール 呼声』のジャパンプレミア上映を記念して、トークショーを開催します。

■開催日時: 2月9日(土)16:30からの「チャイルドコール 呼声」上映後
■ゲスト: ポール・シュレットアウネ
>> 『チャイルドコール 呼声』 作品情報

ポール・シュレットアウネ(Pål Sletaune) プロフィール
1960年ノルウェー生まれ。オスロ大学で文学、写真、美術史の学位を取得。1991年にドキュメンタリー作品『Merz』でキャリアをスタートさせる。翌年制作された『The Bingo Place』と1994年の『Eating Out』の2本の短編映画は各国の国際映画祭で数々の賞を受賞。そして1997年『ジャンク・メール』で長編デビュー。カンヌ映画祭国際批評家週間でグランプリを受賞し、その他の国内外の映画祭でも絶賛され、世界的に注目される監督の仲間入りを果たす。

トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2013上映作品 『杉原千畝の決断』 トークショー

TNLF2013上映作品 『杉原千畝の決断』 トークショーのご案内

ヒューマニストである以上に稀代の“インテリジェンス・オフィサー”であった杉原千畝の人物像と、“命のビザ”の真相についてより深く知っていただくため、「諜報の天才・杉原千畝」(新潮選書)の著者・白石仁章氏をお招きしてトークショーを開催致します。昨今の研究から明らかになった新事実についてもお話しいただく予定です。ご期待ください。

■開催日時: 2月10日(日)16:30の回の『杉原千畝の決断』 上映後
※トークショーは、上記の開催日時のみです。12日(火)14:00〜の回にはありません。
■ゲスト: 白石仁章(外務省外交史料館)
>> 『杉原千畝の決断』 作品情報

白石仁章 プロフィール
1963年、東京生まれ。上智大学大学院史学専攻博士課程修了。大学院在学中の1989年より外務省外交史料館に勤務し、現在に至る。元々は満州事変前後の日ソ関係を研究していたが、発行直後だった杉原千畝の妻・幸子夫人による名著「六千人の命のビザ」と出逢ったことで研究テーマを大きく転換。以来、杉原千畝研究をライフワークとしている。外交史とインテリジェンス・システム論が専門。かつていくつかの大学で教鞭を執っていたこともある。無類の映画好きでもあり、マイ・フェイバリット・ムービーは『風の谷のナウシカ』。

トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2013上映作品 『密書』 トークショー

TNLF2013上映作品 『密書』 トークショーのご案内

トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2013上映作品 『密書』 上映後にトークショーを開催します。

■開催日時: 2月10日(日)14:00の回 / 2月13日(水)19:00の回の 『密書』 上映後
■ゲスト: ヨハン・ノルドストロム(映画史家) / 柳下美恵(サイレント映画ピアニスト)
※2月13日(水)19:00の回の 『密書』 上映後のトークショーは柳下美恵さんのトークショーに変更になりました。ヨハン・ノルドストロムさんの出演はございません。予め、ご了承ください。
>> 『密書』 作品情報

ヨハン・ノルドストロム(Johan Nordström) プロフィール
1981年生まれ。映画史家。ストックホルム大学卒業後に来日、早稲田大学文学学術院演劇映像学専攻博士課程在籍。研究テーマは初期トーキー映画および東宝の前身P.C.L.と1930年代におけるモダニズム。近著に「ベンヤミン・クリステンセン―デンマーク映画黄金時代の巨匠の生涯」(『映画論叢』29号,2012)。

 

柳下美恵 プロフィール
サイレント映画ピアニスト。武蔵野音楽大学ピアノ専修卒業。1995年に朝日新聞社主催映画誕生100年記念上映会でデビュー。国内外の映画祭、映画館で伴奏多数。紀伊國屋書店発売の『魔女』の音楽を担当。TNLF2012で伴奏し、好評を得る。

トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2013上映作品 『マッティ・キュット短編集』 トークショー

TNLF2013上映作品 『マッティ・キュット短編集』 トークショーのご案内

トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2013上映作品 『マッティ・キュット短編集』 上映後にトークショーを開催します。

■開催日時: 2月11日(月)14:00〜の回の 『マッティ・キュット短編集』 上映後
※トークショーは、上記の開催日時のみです。13日(水)21:30〜の回、および14日(木)16:30〜の回にはありません。
■ゲスト: 山村浩二
>> 『マッティ・キュット短編集』 作品情報

山村浩二 プロフィール
1964年生まれ。東京造形大学卒業。2002年『頭山』がアヌシー、ザグレブをはじめ世界の主要なアニメーション映画祭で6つのグランプリを受賞、第75回アカデミー賞にノミネートされる。2007年『カフカ 田舎医者』がオタワ、シュトゥットガルトなど7つのグランプリを受賞。2011年カナダ国立映画制作庁との共同制作で『マイブリッジの糸』が完成。これまで20カ国以上で回顧上映、国際映画祭等での審査員や世界各地での講演多数。2012年第30回川喜多賞受賞。日本アニメーション協会副会長、ASIFA日本支部理事、ヤマムラアニメーション有限会社代表取締役、東京造形大学客員教授、東京藝術大学大学院映像研究科教授。

SYMPOSIUM 北欧映画・古典への招待

TNLF2013 記念シンポジウム「北欧映画・古典への招待」開催のご案内

TNLFでは、2012年から古典作品も積極的に取り上げています。今回のシンポジウムでは北欧の古典的な作品について、映画史の視点から、その面白さや魅力を専門家お二人に語っていただきます。パネリストとしてご登壇いただくのは、映画史家の小松弘先生と、ヨハン・ノルドストロムさんです。新しいものだけではない、北欧映画の豊かな古典の世界を、ぜひご堪能ください。
■日時:2013年1月28日(月)/18:00開場 19:00開演
■会場:スウェーデン大使館  入場無料
>>お申し込みはこちら

パネリスト

小松弘(こまつ・ひろし)
映画史家。早稲田大学文学学術院教授。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。デンマーク政府給費留学生として1978年より80年までコペンハーゲン大学映画学研究所に留学。著書に『ベルイマン』(Century Books―人と思想, 清水書院, 2000)、監修に『北欧映画―完全ガイド』(新宿書房, 2005)など。

ヨハン・ノルドストロム(Johan Nordström)
1981年生まれ。映画史家。ストックホルム大学卒業後に来日、早稲田大学文学学術院演劇映像学専攻博士課程在籍。研究テーマは初期トーキー映画および東宝の前身P.C.L.と1930年代におけるモダニズム。近著に「ベンヤミン・クリステンセン―デンマーク映画黄金時代の巨匠の生涯」(『映画論叢』29号,2012)。

司会・進行

萩野亮(はぎの・りょう)
1982年生まれ。立教大学大学院現代心理学研究科修士課程修了。ドキュメンタリーカルチャーマガジン「neoneo」編集主幹。映画批評家。編著に『ソーシャル・ドキュメンタリー―現代日本を記録する映像たち』(フィルムアート社,2012)、共著に『アジア映画の森―新世紀の映画地図』(作品社, 2012)。その他「キネマ旬報」「映画芸術」等に寄稿。