2011年から始まった、北欧映画の1週間『トーキョー ノーザンライツ フェスティバル』は、おかげさまで、来年(2020年2月)の開催で10年目を迎えます。
今回は、10周年記念といたしまして、様々なイベントを企画いたしました。
ポスター展
2011~2020の10年をポスターで振り返ります。
2019.12.26 thu~2020.2.6 thu (9:00~深夜2:00)
*期間"再"延長決定!*
10周年記念ポストカードセット
田中千智さんが手掛けた10年分のキービジュアルがポストカードになりました。
レトロスペクティブ
アップリンク吉祥寺にて、TNLF過去9年間の上映作品の中から人気のあった作品を再上映!
アップリンク吉祥寺 (料金 / 一般:1,300円 ほか)
2019.12.27 fri~2020.1.23 thu
TNLF(2011~2019)の上映作品より
ビッチハグ
野心家で奔放なクリスティンは、憧れのNY生活についてのコラム連載を地元紙で約束され浮かれていたが、飛行機に乗り遅れてしまう。今更家に戻れない彼女は、偶然出会った風変わりな少女、アンドレアの家に転がり込み、NYにいるふりをするが…。大嫌いだけど、大好きな自分自身と向き合う、少女たちのかけがえのない一夏の物語。
オスロ、8月31日
30代前半のアンデシュは、薬物依存のリハビリ施設の出所を目前に控えていた。8月30日、就職活動のため外出許可を得た彼は、かつての友人たちや恋人に会いに行くが……福祉国家の陰で薬物依存が蔓延しているノルウェーの首都オスロを舞台に、孤独と絶望を抱えて彷徨う青年の1日を描く。ヨアキム・トリアーは、本作でその名を世界に知らしめた。
ノルウェーアカデミー(アマンダ)賞最優秀監督賞、最優秀編集賞
ゾンビ&ザ・ゴースト・トレイン
遠く離れた異国の路上で青白い顔をした男が目を覚ます。男の名は“ゾンビ”。かつては天才ベーシストとして名を馳せたが、鏡に映る姿にはその面影もない。ふと我に返り自らに問う。何故見知らぬ土地を彷徨っているのか…。ブラック・サバスの楽曲が放浪者の哀愁を誘う。親友役にはフィンランドの名優マッティ・ペロンパーが出演。
1992年フィンランド・アカデミー( ユッシ) 賞:監督賞、主演男優賞、撮影賞
チーム・ハリケーン
デンマークのティーンから圧倒的な支持を受けたパンクなユースドラマ。8 人の少女たちの普通の日常を先鋭的な映像感覚で表現。ビッチの定義から始まりジェンダー、摂食障害、理由なき不安など彼女たちを取り巻くあらゆる事象が、スマートフォンをフリックするようなスピード感で展開されていく。
ウィ・アー・ザ・ベスト!
パンクが大好きな13歳のボボとクラーラは学校にも家族にも不満がいっぱい。音楽経験もないまま、勢いだけでバンドを結成した二人は、ギター上手で敬虔なクリスチャンのヘドヴィグをメンバーに誘うが…。82年のストックホルムを舞台に、少女たちの弾けるほどの輝きを描いた青春ドラマ。
2013年東京国際映画祭サクラグランプリ
提供:ロングライド
グッド・ハート
ニューヨークでバーを経営する老齢のジャックは、心優しいホームレスの青年ルーカスを雇う。孤独だったジャックは心を開き始めるが、ルーカス に恋人が出来たことでふたりは対立してしまう…。ポール・ダノ主演。カ ウリ監督がSlowblow 名義で楽曲を手掛け、アウトサイダーたちにそっと寄り添った心温まるドラマ。
2011年アイスランド・アカデミー(エッダ)賞:監督賞、脚本賞、衣装デザイン賞、美術賞