上映作品

各国映画祭をにぎわせる作品が続々と生まれ、新しい才能が輩出される北欧5カ国の話題作から、年代、ジャンルを問わず日本未公開作を中心に厳選。近年、そのデザインやライフスタイルが一層の注目を集める北欧を、映画で体感する1週間。

北欧パノラマ

新旧の話題作から、ジャンルを問わず、選りすぐった北欧映画傑作選!

チーム・ハリケーン

Team Hurricane
監督:アニカ・ベウ Annika Berg / 2017年 / デンマーク / デンマーク語(Danish) / 96min / 字幕:日本語

デンマークのティーンから圧倒的な支持を受ける今最もパンクなユースドラマ。8 人の少女たちの普通の日常を先鋭的な映像感覚で表現。ビッチの定義から始まりジェンダー、摂食障害、理由なき不安など彼女たちを取り巻くあらゆる事象が、スマートフォンをフリックするようなスピード感で展開されていく。
2/10 sat 11:30 2/13 tue 11:30 2/16 fri 21:10
ユーロスペース

トークショー開催  2/10 sat 11:30~の上映回

トークゲスト:UMMMI.(アーティスト、映像作家)

アーティスト / 映像作家。愛、ジェンダー、個人史と社会を主なテーマに、フィクションとノンフィクションを混ぜて作品制作をしている。初の長編作品『ガーデンアパート』 は2018年春に公開予定。

トム・オブ・フィンランド

Tom of Finland
監督:ドメ・カルコスキ Dome Karukoski / 2017年 /フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、アメリカ / フィンランド語(Finnish), ドイツ語(German), 英語(English) / 116min / 字幕:日本語

画家志望の帰還兵トウコ・ラークソネンは第二次世界大戦後の保守的な社会の中で自身のイマジネーションを解放させることを願い、密かに描き続けた。レザージャケットに身を包んだ筋骨隆々男子たちのドローイングで知られる“トム・オブ・フィンランド”の半生を描く。国の恥とまで呼ばれた彼が如何にして世界中からの名声を得たのか。
2/10 sat 18:30 2/13 tue 16:30 2/15 thu 21:10
ユーロスペース

トークショー開催  2/10 sat 18:30~の上映回

トークゲスト:田亀源五郎 Gengorou Tagame(マンガ家、ゲイ・エロティック・アーティスト)

1964年生まれ。1986年からゲイ雑誌で作家活動を開始。代表作『銀の華』『君よ知るや南の獄』他。一般マンガ『弟の夫』で2016年度文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞。パリ、ニューヨーク、ベルリン等で個展を多数開催。

プラハ

Prag / Prague
監督:オーレ・クリスチャン・マセン Ole Christian Madsen / 2006年 /デンマーク / デンマーク語(Danish), 英語(English), チェコ語(Czech) / 92min / 字幕:日本語

失踪した父親の訃報を受けたクリストファーは、妻のマヤとプラハを訪れる。結婚14 年目を迎えるふたりの関係は妻の浮気により危機的状況を迎えていた。一方で父親の秘密が明らかになっていく。美しくもどこか寂寥とした異国の街で、不器用ながらも愛を手繰り寄せようともがき苦しむ主人公をマッツ・ミケルセンが好演。
2007年デンマーク・アカデミー(ロバート)賞:撮影賞、音響賞

2/10 sat 14:00 2/12 mon 21:10 2/15 thu 11:30
ユーロスペース

グッド・ハート

The Good Heart
監督:ダーグル・カウリ Dagur Kári / 2009年 /アイスランド、デンマーク、アメリカ、フランス、ドイツ / 英語(English), ドイツ語(German) / 95min / 字幕:日本語

ニューヨークでバーを経営する老齢のジャックは、心優しいホームレスの青年ルーカスを雇う。孤独だったジャックは心を開き始めるが、ルーカス に恋人が出来たことでふたりは対立してしまう…。ポール・ダノ主演。カ ウリ監督がSlowblow 名義で楽曲を手掛け、アウトサイダーたちにそっと寄り添った心温まるドラマ。
2011年アイスランド・アカデミー(エッダ)賞:監督賞、脚本賞、衣装デザイン賞、美術賞

2/11 sun 18:30 2/13 tue 21:10 2/16 fri 11:30
ユーロスペース

オンネリとアンネリのおうち

Onneli ja Anneli / Jill and Joy
監督:サーラ・カンテル Saara Cantell / 2014年 / フィンランド / フィンランド語(Finnish) / 80min / 字幕:日本語

バラの木婦人から小さなおうちを買って暮らし始めた、仲良しのオンネリとアンネリ。ご近所は気難しそうなお隣さんと、魔法が使える明るいおばさん姉妹。ところがある日、お隣さんに泥棒が…!フィンランドで愛され続けるマリヤッタ・クレンニエミの児童文学を映画化し、本国で大ヒットを記録。愛おしさと幸せが詰まった物語。
2015年フィンランド・アカデミー(ユッシ)賞:衣装デザイン賞

2/12 mon 11:30
ユーロスペース 提供:アット エンタテインメント

原作紹介

さらば夏の光

Farewell to the Summer Light
監督:吉田喜重 Kiju Yoshida / 1968年 / 日本 / 日本語(Japanese), 英語(English) / 96min / 字幕:日本語(英語部分のみ)

家具のバイヤーとしてパリに暮らす人妻の直子はリスボンで出会った川村と恋に落ちるが、彼女の秘められた苦悩はふたりを彷徨わせていく…。白夜に浮かび上がるストックホルム、コペンハーゲンのモダンな街並み、モン・サン・ミッシェルの夕暮れ…。ヨーロッパ各地の美しい風景の中、男女の孤独なモノローグが交錯する異色のメロドラマ。

2/11 sun 14:00
ユーロスペース 提供:現代映画社

1968年、スウェーデンやデンマークを含むオール・ヨーロッパロケを敢行した日本映画が誕生した。毎日ロケハンとシナリオ執筆をしながら総勢7名のスタッフで撮影に臨んだという吉田喜重監督と主演の岡田茉莉子さんによるトークショーを開催。

FOCUS ON SWEDEN

外交関係樹立150周年を迎えるスウェーデンにスポットを当てる。世界的ポップ・グループABBAのセミ・ドキュメンタリーから、期待の新鋭監督作品、生伴奏付で贈るサイレント映画末期の傑作まで、新旧のスウェーデンの名作をお届け!

ストロベリー・デイズ

Jordgubbslandet / Strawberry Days
監督:ヴィクトル・エーリクソン Wiktor Ericsson / 2017年 / スウェーデン、ポーランド / スウェーデン語(Swedish), ポーランド語(Polish), 英語(English) / 93min / 字幕:日本語・英語【With English subtitles】

収穫期を迎えたスウェーデンのいちご農園へ、ポーランドから両親と共に出稼ぎにやって来た15 歳のヴォイテク。そこでは季節労働者は差別され、不当な賃金で雇われているのだった。そんな中、やがてヴォイテクと雇い主の娘アンネリは想いを寄せ合うが…。真夏の太陽の下、静かに燃え上がるひたむきな恋愛を繊細に映し出す。
2/12 mon 14:00 2/14 wed 11:30 2/15 thu 19:00
ユーロスペース

がらくたヘリコプター

Sophelikoptern / The Garbage Helicopter
監督:ヨーナス・セルベリ=アウグスツセーン Jonas Selberg Augustsén / 2015年 / スウェーデン、カタール / ロマ語(Romany), スウェーデン語(Swedish), 英語(English) / 100min / 字幕:日本語・英語【With English subtitles】

修理に出していた柱時計を離れて暮らすおばあちゃんに届けることになったエネサは、兄弟のバキ、サスカと共に約1000 ㎞に渡る旅に出る。ロマ族の主人公たちが道中で遭遇する人々やアクシデントをドライなユーモアで描き出す。モノクロの詩的な映像と叙情的なオーケストラ・スコアをオフビートに転換させたロードムービー。
2017年スウェーデン・アカデミー(グルドバッゲ)賞:作曲賞

2/11 sun 11:30 2/13 tue 14:00 2/16 fri 19:00 
ユーロスペース

アバ / ザ・ムービー

ABBA - the Movie
監督:ラッセ・ハルストレム Lasse Hallström / 1977年 / スウェーデン、オーストラリア / 英語(English), スウェーデン語(Swedish) / 97min / 字幕:日本語・英語【With English subtitles】

結成から43年。今もなお、世界中に影響を与え続けているポップ・グループ ABBA。そのPV の多くを手掛けていたラッセ・ハルストレムが、人気絶頂期の1977年の豪州ツアーを追う。往年のヒット曲満載のライブ映像に、地元ラジオのDJ が彼らの独占取材に挑むドラマをミックスさせたミュージック・エンターテインメント。
2/11 sun 16:30 2/14 wed 14:00
ユーロスペース

『アバ / ザ・ムービー』上映記念!

2/4(日)LOFT9 ShibuyaにてABBAトリビュートバンドABBAN のスペシャルライブ決定! 詳細はコチラ
会期中、LOFT9 ShibuyaのCafe ではBGMがABBA をはじめとした北欧ミュージックに♪

一番強い者

Den starkaste : En berättelse från Ishavet / The Strongest
監督:アクセル・リンドブロム、アルフ・シェーベルイ Axel Lindblom, Alf Sjöberg / 1929年 / スウェーデン / intertitle:スウェーデン語(Swedish) / 106min / 字幕:日本語 

北極での狩猟に雇われた水夫のオーレと船長の娘インゲボルグは惹かれ合うが、彼女には婚約者がいた…。A・リンドブロムが1920年に北極で撮影した記録映像に、A・シェ―ベルイが後に撮り足したドラマ部分を巧みに結合させ創り上げた奇跡のアクション・ラブストーリー。息をのむような迫力ある映像と俳優たちの生き生きとした魅力に圧倒される。
2/10 sat 16:00 2/13 tue 19:00
ユーロスペース

MIKA KAURISMÄKI 監督、ミカ・カウリスマキ。

ゾンビ&ザ・ゴースト・トレイン

Zombie ja Kummitusjuna / Zombie and the Ghost Train
監督:ミカ・カウリスマキ MIKA KAURISMÄKI / 1991年 / フィンランド / フィンランド語(Finnish), 英語(English), トルコ語(Turkish) / 88min / 字幕:日本語

遠く離れた異国の路上で青白い顔をした男が目を覚ます。男の名は“ゾンビ”。かつては天才ベーシストとして名を馳せたが、鏡に映る姿にはその面影もない。ふと我に返り自らに問う。何故見知らぬ土地を彷徨っているのか…。ブラック・サバスの楽曲が放浪者の哀愁を誘う。親友役にはフィンランドの名優マッティ・ペロンパーが出演。
1992年フィンランド・アカデミー( ユッシ) 賞:監督賞、主演男優賞、撮影賞

2/11 sun 21:10 2/14 wed 21:10 2/16 fri 14:00 
ユーロスペース

ティグレロ 撮られなかった映画

Tigrero - Elokuva, joka ei valmistunut / Tigrero-A Film that Was Never Made
監督:ミカ・カウリスマキ MIKA KAURISMÄKI / 1994年 / ブラジル、フィンランド、ドイツ / 英語(English), ポルトガル語(Portuguese), カラジャ語(Karajá) / 75min / 字幕:日本語

1950 年代、出演者への莫大な保険金を製作会社が出し渋り、頓挫してしまったサミュエル・フラー監督のアクション超大作『ティグレロ』。フラーは愛弟子ジム・ジャームッシュを従えてロケ地であるアマゾンを40 年ぶりに再訪する。友人であるミカ・カウリスマキが記録した「ハリウッドの異端児」のロケハン冒険記。

2/10 sat 21:10 2/14 wed 19:00 2/16 fri 16:30 
ユーロスペース

トークショー開催  2/14 wed 19:00~の上映回

トークゲスト:樋口泰人 Yasuhito Higuchi(映画評論家、音楽評論家、boid 主宰)

映画評論家、boid主宰。ディレクターを務める爆音映画祭が各地で熱狂的な支持を得ている。2015年『サミュエル・フラー自伝 わたしはいかに書き、闘い、映画をつくってきたか』(boid)を刊行。

愛せない息子

Hjertestart / Handle with Care
監督:アーリル・アンドレーセン ARILD ANDRESEN / 2017年 / ノルウェー / ノルウェー語(Norwegian), 英語(English), スペイン語(Spanish) / 103min / 字幕:日本語・英語【With English subtitles】

妻の急死により、養子のダニエルと取り残されたヒェーティル。血の繋がらない息子を愛せる自信のない彼は、養子縁組を解消しようとダニエルの生地へと向かう。北欧の裕福な国と南米コロンビアの社会を対比させ、それぞれの愛のかたちとそれに伴う葛藤をヨーネルと、ダニエル役のクリストッフェル・ベックが演じ切る。
2017年SKIPシティDシネマ映画祭:グランプリ、2017年アマンダ賞:主演男優賞、助演女優賞

2/12 mon 19:00 2/15 thu 16:30 
ユーロスペース
 協力:SKIPシティ国際D シネマ映画祭

オルハイム・カンパニー

Kompani Orheim / The Orheim Company
監督:アーリル・アンドレーセン ARILD ANDRESEN / 2012年 / ノルウェー / ノルウェー語(Norwegian) / 104min / 字幕:日本語

父の死後、ヤーレは少年時代を回想する。理想の家族像を追求するも思うようにいかず、酒に溺れては暴力を振るう父。16 歳のヤーレはそこから逃避するように内省的なオルタナティブ・ロックに憧れ、プロテスト運動に参加し始めたが…。独裁的な父親をヨーネルが怪演。大人の矛盾に気づいた少年の視点で家族とは何かを問いかける。
2012年アマンダ賞:主演男優賞、助演女優賞

2/12 mon 16:30 2/14 wed 16:30 2/15 thu 14:00 
ユーロスペース